近年、自然派志向、オーガニックブームもあって、ヘナによる白髪染め(ヘナカラー)に注目が集まっています。
実際にヘナで白髪染めをした人は、もう市販の白髪染めには戻れないとう方も多くいます。
でも、
ヘナって何? 市販の白髪染めやカラーリングと何が違うの?
そんな疑問を持つ人は多いでしょう。筆者もヘナを使うまでは、市販のカラーリング剤、白髪染めを使って染めていましたが知人から「ヘナは髪にダメージを与えないよ」と教えてもらい、ヘナを使うようになりました。
そこでここでは、ヘナに興味があるけどよくわからないという方にヘナの基本知識とおすすめのヘナカラー商品について紹介したいと思います。
こんな方におすすめの記事です
- 白髪染めにヘナが良いって聞いたけど、ヘナの知識がない人
- なぜヘナが白髪染めに良いのか知りたい人
- ヘナの効果を知りたい
- ヘナを使うデメリットが気になる人
100%天然だから頭皮にやさしい
白髪染めにヘナがおすすめの最大の理由は何といっても100%天然なので頭皮にやさしいということです。
市販のヘアカラーや白髪染めには化学薬品が合成されていることは周知の事実です。
もちろん使用成分や使用量は、国内で認可されているので安全ということは前提ですが、それでもあのツン!とくる臭いやアレルギーに悩まされてる人が多いのも事実です。
いっぽうヘナは100%天然の植物が原料なので、市販のヘアカラーや白髪染めに使用されているジアミノアントラキノンやプロピルパラベン、レゾルシン、過酸化水素といった化学薬品は一切含まれていません。
ちなみにこれらはどういう成分かというと
市販のヘアカラーに含まれている主な化学添加物
・ジアミノアントラキノン…ジアミンやパラフェニレンジアミという成分は、髪の毛を染めるための成分。頭皮などに付くと強い刺激が起こる場合があります。
・プロピルパラベン…パラベンの一種で、パラヒドロキシ安息香酸とプロパノールから作られる石油由来のエステルで、防腐剤の一つです。危険性は少ないもののなるべく使用は控えたい成分です。
・レゾルシン…殺菌作用や防腐剤、鎮痛剤、染料として使用されています。
・過酸化水素…メラニン色素を分解して髪色を明るくする(脱色作用)役割を果たします。ヘアカラーのダメージの最も大きな原因の1つとも言われています。毛包や毛幹に過酸化水素が蓄積していくことで、白髪になってしまうと考えられています。
ヘナにはこれらの化学薬品が一切含まれていない100%天然の植物が原料なので、安心して使用することができます。
実際、市販のカラーリングや白髪染めからヘナに変えたという人もたくさんいます。
実は筆者ももともと自宅で市販の白髪染めを使って染めていましたが、知人にヘナを薦められてヘナに切り替えました。
それではヘナについてさらにくわしく見ていきましょう。
ヘナの概要
正式には「ヘンナ(Henna)」といい、インドや中近東などの熱帯地方に自生するミソハギ科シコウカ(指甲花)という植物を細かく粉末にしたもので、古くから乾燥させた葉がマニキュアや髪の染料として使用されていて、古代エジプトの女王クレオパトラも愛用していたと伝えられています。インドでは上の写真のようなボディペインティングは、宗教的な理由、ファッション、結婚式や祝祭など伝統的な意味あいから一般的に活用されています。また5000年以上の歴史を持つインド伝承医学“アーユルヴェーダ”にて使われていたハーブのひとつでもあり、このように伝統的な文化や美容法、医療として使用されてきました。
現代では、特に「白髪染め」や「草木染め」として扱われることが多く、世界中の自然派志向の方や敏感肌の方に幅広く愛用されています。
日本で流通している白髪染め用のヘナは、シコウカ(指甲花)を細かい粉末にしてパッケージしてあります。
使う際にお湯でペースト状に溶いて、頭全体に塗布して使用します。
ヘナの染色効果
オレンジ
ヘナだけで白髪を染めると、人によって濃淡の差はありますが赤みやオレンジぽく染まります。
これはヘナに含まれている“ローソン”と呼ばれる赤色色素によるものです。
つまりヘナは、オレンジしかないということになります。
ヘナは洗い流した後に徐々に発色して行く性質を持っています。そのためヘナの染まりが完全発色するのは染めた直後ではなく、ある程度時間が経ってからになります。
個人的には、2日~3日目経ったころ、いい色になっていると感じています。
いっぽうでデメリットとして、ヘナに含まれている“ローソン”と呼ばれる赤色色素を利用して白髪を染めるため、派手な色味を出したり明るい髪の色を変えたり、黒色の髪を染める効果がないのもヘナの特徴です。
藍~黒
藍、または黒く染めることもできます。藍、または黒く染めるには、100%のヘナで染めた後にインディゴというハーブ粉末で染めるという方法とすでにヘナとインディゴが混合されている粉末を使って染める方法です。
白髪の度合いは、年齢や髪の長さなど人によって異なるので、同じヘナで染めても同じように染まりませんが、藍や黒に近い色に染めることができます。
逆に白髪や黒髪とのコントラストもファッションの一部と捉えると素敵です。
ヘナの健康的特徴
さらにヘナは健康面でも効果が期待できるといわれています。
ヘナに含まれる“ローソン”という成分は、髪の主成分であるケラチンやタンパク質に絡みつく性質を持ち、キューティクルを補修し、髪内部の保水力を高める効果があります。また、髪の表面をコートし、傷んだ髪にハリやコシを与える効果もあります。
デメリットとしては、ヘナは普通のヘアカラーと違って、一度染めると後戻りできないといわれます。したがってヘナはヘアカラーというより白髪染めととらえて使用するのが良いでしょう。
ヘナの種類
白髪を染めるヘナには、大きく2つあります。
- 100%のヘナ
- 100%のヘナ+インディゴ
インディゴとはヘナで白髪を染める際に必要なハーブで、オレンジに染まった髪を黒系色に仕上げます。インディゴの色素は、インディゴブルーといわれジーンズの染料としても知られています。
「ヘナ100%」だけを使用するとオレンジぽく染まり、黒に近づけたい場合はインディゴを混ぜ合わせて染めます。
市販で購入する場合は、
- 「100%ヘナ」と「インディゴ」をセットで買う
- 「100%のヘナ+インディゴ」を買う
「100%ヘナ」と「インディゴ」を別々に買う場合、ヘナとインディゴを別々に染める2度染め(後染め)か、混合させて1度で染めるかの方法で染めます。
ヘナとインディゴを別々に染める場合、最初にヘナで染めてから2~4日程度間をあけてインディゴで染めるのが良いそうです。
また「100%のヘナ+インディゴ」は、すでにヘナとインディゴの粉末が混ざっているので、1度で染めることができます。メーカーによって濃さがいくつかあるので、好みの濃さのものを選ぶようにします。
(注意)インディゴだけで染めたら黒っぽくなるんじゃない?と思う人もいるかと思いますが、インディゴはゴワゴワして髪のなめらかさを欠いてしまいますので、インディゴだけを使用するのはオススメしません。
ヘナ染めに向いている人・向いていない人
専門家の話しでは、「ヘナ染めの回数を重ねていくうちに、へナの色素がキューティクルの内側にまで蓄積されていき、 脱色をしてもなかなか抜けなくなっていきます。特に「インディゴ」が混ざっているものを使用するとより抜けなくなります。」とのこと。
そのためヘナで染めたあとで、やっぱりカラーリングに戻そう、と思っても思うように戻せないということがあります。
なのでここまで読んで、ヘナ染めって勇気がいるかも!? と思った人は一度、行きつけの美容室などで相談するのも良いと思います。
ヘナ染めに向いている人
- 髪を傷めずに染めたい人
- 自然の成分で安心して染めたい人
- 少し高くても、少し面倒でもヘナが良いと思う人
- ヘアカラー剤でかぶれてしまう人
- ヘナ独特の染まり方を楽しめる人
- オーガニックが好きな自然派志向の人
- 美容室などで白髪染めをしてもらうコストを抑えたい人
ヘナ染めに向いていない人
- 黒上を茶髪にしたい人
- 白髪染めに多くの時間をかけたくない人
- 白髪も黒髪も均一に染めたい人
- 草木の香りが苦手な人
- インディゴなどの植物アレルギーがある人
- 染めた当日にきれいに仕上がっていたい人
- ヘナ染をしたあとでカラーリングに戻すかもと思っている人
まとめ
いかがでしたでしょうか。白髪を染めるのに気になっていたヘナについて概要はつかめたと思います。
ヘナには市販のカラーリング剤や白髪染めにはないメリットがあります。
- 100%天然なので市販のカラーリング剤や白髪染めに含まれている化学薬品が含まれていない
- 100%天然なので頭皮にやさしい
- ヘナに含まれる“ローソン”という成分が髪の表面をコートし、傷んだ髪にハリやコシを与えてくれる
デメリットは、
- 何度もヘナ染をしたあとでカラーリングに戻そうと思っても思うように戻せない
ヘナの色の特徴は、
- ヘナに含まれている“ローソン”と呼ばれる赤色色素によってオレンジに染まる
- インディゴと混合させたり、インディゴで2度染めすることで黒に近づく
ヘナ染めに向いている人
- 髪を傷めずに染めたい人
- 自然の成分で安心して染めたい人
- 少し高くても、少し面倒でもヘナが良いと思う人
- ヘアカラー剤でかぶれてしまう人
- ヘナ独特の染まり方を楽しめる人
- オーガニックが好きな自然派志向の人
- 美容室などで白髪染めをしてもらうコストを抑えたい人
ヘナ染めに向いていない人
- 黒上を茶髪にしたい人
- 白髪染めに多くの時間をかけたくない人
- 白髪も黒髪も均一に染めたい人
- 草木の香りが苦手な人
- インディゴなどの植物アレルギーがある人
- 染めた当日にきれいに仕上がっていたい人
- ヘナ染をしたあとでカラーリングに戻すかもと思っている人
髪質は、白髪の量、年齢、長さなど個人差があるため、天然100%のヘナで染めても同じように染まりません。
むしろ毎回、違う色、風味を楽しめる人ならよりお薦めの方法といえるでしょう。
ヘナによる白髪染めはめんどうと思わず、ファッションの一部と前向きに捉え、おしゃれでぜひ自分らしいカラーに染めてください。
ヘナカラー種類別のおすすめ
ヘナ100% 5選
ヘナ100%は赤茶、オレンジ系に染まるのが特徴です。白髪の量、髪の長さ、染める時間、回数によって染まり具合が異なるので、独特の風合い、コントラストを楽しめる人におすすめです。
1. Naiad(ナイアード) ヘナ 100% 100g 赤茶
ナイアードは、「使う人」はもちろん、「作る人」にも「環境にも」やさしい、ということを大切にして製品作りをしている国内のメーカーです。ヘナ(ヘンナ)のみを原料に用いた100%天然植物原料の染毛料です。ヘナ本来の自然な仕上がりが楽しめます。ヘナのもつトリートメント効果で髪に艶、ハリ、コシを与え、生え際ふんわりボリュームのある仕上がりに。白髪が赤茶に染まります。
白髪の量が少ない方。 髪にハリコシが欲しい方。
(4.3) ※本記事更新時点のAmazonでの情報
色 | 赤茶 |
原材料・成分 | ヘンナ100% |
原産国 | インド |
内容量 | 100g |
2. ラジャスタンヘナ ナチュラルブラウン 黒茶色 100g
日本の農林水産省にあたるアメリカの農務省であるUSDAによるUSDAオーガニック認証のヘナカラー染め粉末です。インド ラジャスタン州ソジャット産、品質は最高ランクAのヘナを原料にしています。
きめ細かいパウダーで髪への浸透性がよく、染色成分(ローソニア)の含有量が多いため、白髪がよく染まります。
(4.2) ※本記事更新時点のAmazonでの情報
色 | ナチュラルブラウン |
原材料・成分 | インド ラジャスタン州ソジャット産ヘナ |
原産国 | インド |
内容量 | 100g |
3. マックプランニング マックヘナ ナチュラルオレンジ 白髪染め 100グラム
日本の農林水産省にあたるアメリカの農務省であるUSDAによるUSDAオーガニック認証のヘナカラー染め粉末です。5種類のカラーリングから選べるので、自分好みのカラーに近づけられます。
紹介のナチュラルオレンジは1番明るく染まるタイプです。
(4.2) ※本記事更新時点のAmazonでの情報
色 | ナチュラルオレンジ |
原材料・成分 | ヘナ |
原産国 | インド |
内容量 | 100g |
4. ハナヘナ ナチュラル(ヘナ)100g ナチュラルオレンジ
ハナヘナは、岡本眞太郎さんという方がインドの企業と提携して開発したオリジナルのブランドです。新鮮なヘナでも茎や混合物などが入らないよう手選別を行って、製品によってムラが無いよう品質管理を徹底した上質なヘナが特徴です。その分、他のヘナより高いですが使用した人の満足度評価もとても高いです。ヘナ専門の美容室でも多く使われているので、信頼度も高い商品です。
(4.4) ※本記事更新時点のAmazonでの情報
色 | ナチュラルオレンジ |
原材料・成分 | ヘンナ葉粉末 |
原産国 | インド |
内容量 | 100g |
5. I.P.Mリーフヘナ(100g)
IPMリーフヘナは品質の良い産地(インドのラジャスタン地方)の葉のみを使用しています。「頭皮トラブルも無く、白髪の染まりも良く髪に張りが出る」などユーザー評価も高いヘナです。
(4.3) ※本記事更新時点のAmazonでの情報
色 | オーラカラー/オレンジ |
原材料・成分 | ヘンナ |
原産国 | インド |
内容量 | 100g |
100%ヘナ+インディゴ(藍)のおすすめ 5選
100%ヘナ+インディゴ(藍)は、より黒に近づけるイメージで染めます。メーカーによって異なる濃さがあるので、好みを濃さのものを選ぶといいでしょう。しかし白髪の量、髪の長さ、染める時間、回数によって染まり具合が異なります。
100%ヘナ+インディゴ(藍)は、手軽に早く黒色に染めたい人におすすめです。
1. Naiad(ナイアード) ヘナ+木藍 黒 100g + ヘアゴム付き
ナイアードヘナ+木藍のヘナカラーは、赤茶/茶系/黒茶系/黒の4種類のカラーがあります。ご自身のお好みによって選んだり使い分けたりすることができます。
ここで紹介のナイアードヘナ+木藍(黒)は、一回で濃く染まり、白髪が透明感のある黒に染まるヘアカラーです。黒髪に引けを取らない仕上がりを求める方に最適です(ただし白髪の量、髪の長さ、染める時間、回数によって染まり具合が異なります。)。またヘナが持つトリートメント効果で髪にハリ・コシ・艶を与えてくれます。製品は、現地スタッフが素材の選定から製造管理をし、日本で配合・充填・検品を行い梱包されます。ジアミン等の化学成分は入っていない植物100%のヘナ染毛料なので安心して使用することができます。
(3.6) ※本記事更新時点のAmazonでの情報
色 | 黒 |
原材料・成分 | ナンバンアイ葉(木藍)、ヘンナ(ヘナ)、アンマロク果実(アムラ)、アカシアコンシナ果実(シカカイ)、タカサブロウ葉(バアリンラジ)、セイタカミロバラン果実(バヘダ)、アセンヤクノキガム(カッチャ)、ブッソウゲ花(ハイビスカス)、カンゾウ根(リコリス) |
原産国 | インド |
内容量 | 100g |
セット | ヘアゴム付(カラーはおまかせ) ※ヘアゴムは「黒」のみに付属 |
カラーの種類 | 赤茶/茶系/黒茶系/黒 |
2. ラジャスタンヘナ ダークブラウン 濃い黒茶色 100g
日本の農林水産省にあたるアメリカの農務省であるUSDAによるUSDAオーガニック認証のヘナカラー染め粉末です。インド・ラジャスタン州ソジャット産の最高ランクA(天然の染色成分ローソニアの含有量が2.2%以上)のヘナを木藍(インド藍、インディゴ)との混合、独特の濃い黒茶色に染まります。インドと日本で化学成分の成分検査を実施し無検出化学成分は無検出なので安心して使うことができます。
(3.9) ※本記事更新時点のAmazonでの情報
色 | ダークブラウン |
原材料・成分 | インド・ラジャスタン州ソジャット産のヘナと木藍(インド藍、インディゴ) |
原産国 | インド |
内容量 | 100g |
3. マックプランニング マックヘナ ナチュラルダークブラウン 白髪染め 100グラム
日本の農林水産省にあたるアメリカの農務省であるUSDAによるUSDAオーガニック認証のヘナカラー染め粉末。5種類のカラーリングから選べるので、自分好みのカラーに近づけられます。
紹介のナチュラルダークブラウンは、ヘナ→インディゴの2工程で黒に近いブラウンに染まるタイプです。
(4.0) ※本記事更新時点のAmazonでの情報
色 | ダークブラウン |
原材料・成分 | インド・ラジャスタン州ソジャット産のヘナと木藍(インド藍、インディゴ) |
原産国 | インド |
内容量 | ヘナ60g、インディゴ60g、手袋1組 |
4. ハナヘナ ハーバルマホガニー 100g
ハナヘナは、岡本眞太郎さんという方がインドの企業と提携して開発したオリジナルのブランドです。
天然100%のヘナナチュラルとインディゴを20%+80%でブレンド配合してあります。ヘナのオレンジとインディゴのブルーによってより黒に近い濃い目の色になります。(完全に黒になるわけあではありません。)
(3.3) ※本記事更新時点のAmazonでの情報
色 | ダークブラウン |
原材料・成分 | ナンバンアイ葉・ヘンナ葉 |
原産国 | インド |
内容量 | 100g(天然100%のヘナナチュラル20%+インディゴを80%) |
5. マハラニ ハーバルカラー 5 ダークブラウン JOCA推奨品・使い方説明小冊子付
マハラニの「ハーバルカラー」は、JOCA(日本オーガニックコスメ協会)推奨品で安心して使えます。赤みを押さえたブラウンに染まるのが特徴で、回数を重ねるごとにダークブラウンからブラック系に染まります。「ハーバルカラー」は、すでにヘンナとインディゴがブレンドされているので、ナチュラルで染めた後にインディゴで二度染をしなくていいので手軽にブラック系に染めることができます。
(4.4) ※本記事更新時点のAmazonでの情報
色 | ダークブラウン |
原材料・成分 | ヘンナ、ナンバンアイ葉(インディゴ)、ラベンダー油 |
原産国 | インド |
内容量 | 100g |
インディゴ(藍)のおすすめ 4選
インディゴ(藍)は、ナチュラルに染めた髪をより黒に近づけるためのハーブです。
ヘナとは異なる植物で単体で使用すると髪がゴワつくので、インディゴだけでの使用はお薦めしていません。ナチュラル(ヘナ100%)とインディゴを調合割合を変えることで仕上がりの色味がも変わるので、より自由度の高い白髪染めができます。ヘナ100%と一緒に買ってブレンドして使用することをお薦めしています。
インディゴはマメ科の植物で季節や体調によって刺激を感じる場合があると言われています。使用の際には必ずパッチテストをされることをお薦めします。
1. ハナヘナ インディゴ 100g
ハナヘナは、岡本眞太郎さんという方がインドの企業と提携して開発したオリジナルのブランドです。インディゴで染めると染めたては白髪はグリーンぽい色になり、空気と触れることで徐々に染まってきます。「ハナヘナ インディゴ」はインディゴのみの粉末なので、ヘナ100%の「ハナヘナ ナチュラルオレンジ」とブレンドすることでオリジナルの風合いに仕上がります。
インドのインディゴはマメ科の植物。マメ科である植物は肌に対して刺激があります。古来インドではインディゴは【毛生え薬】として使われていました。ヘナ染めで痒みが出るということをたまに聞きますがそういった場合かなりの確率でインディゴの刺激性で痒みが出ていることが多いです。(「ヘナ通販の『ハナヘナショップ』天然100%ヘナのハナヘナ」より引用)
(4.4) ※本記事更新時点のAmazonでの情報
色 | インディゴ |
原材料・成分 | ナンバンアイ葉 |
原産国 | インド |
内容量 | 100g |
2. マックヘナ お徳用 インディゴブルー400g (インディゴ100%) 100%天然
日本の農林水産省にあたるアメリカの農務省であるUSDAによるUSDAオーガニック認証のヘナカラー染め粉末。「マックヘナ お徳用 インディゴブルー」は、100%インディゴなので「マックヘナ ナチュラルオレンジ」とブレンドすることで自分好みのカラーに近づけられます。
(4.2) ※本記事更新時点のAmazonでの情報
色 | |
原材料・成分 | ナンバンアイ葉 |
原産国 | インド |
内容量 | 100g×4袋 |
3. マハラニ インディゴ 真空パック 100g 使い方説明小冊子付
マハラニの「ハーバルカラー」は、JOCA(日本オーガニックコスメ協会)推奨品で安心して使えます。後染めすることで、ヘナで赤オレンジに染まった白髪をブラウン系、ダークブラウン系、ほぼ黒系にに染めることができます。
(4.1) ※本記事更新時点のAmazonでの情報
色 | インディゴ |
原材料・成分 | ナンバンアイ |
原産国 | インド |
内容量 | 100g袋 |
4. I.P.Mインディゴ(100g)
I.P.Mインディゴは、天然のコーディングで髪に光沢が生まれます。インディゴは菌を抑制する作用があり、頭皮をキレイにし 髪に栄養を与えます。ヘナと組み合わせることで赤みを抑え、茶色から黒色まで調整することができます。
(4.2) ※本記事更新時点のAmazonでの情報
色 | インディゴ |
原材料・成分 | ナンバンアイ葉 |
原産国 | インド |
内容量 | 100g袋 |
迷ったらコレ
初めてヘナ添めをする人は、どのヘナを使えばいいか迷ってしまいます。そんな方はまずは、一度で染めることができる100%ヘナ+インディゴ(藍)がおすすめです。
中でも「(ナイアード) ヘナ+木藍 黒 100g」は、地毛の黒髪に引けを取らない「黒」の仕上がりを求める方におすすめされています。また100%ヘナとインディゴがすでにブレンドされているので一度で染められるのと、染め時間が40分推奨なので時短にも貢献してくれます。
Naiad(ナイアード) ヘナ+木藍 黒 100g + ヘアゴム付き
ナイアードヘナ+木藍(黒)は、一回で濃く染まり、白髪が透明感のある黒に染まるヘアカラーです。黒髪に引けを取らない仕上がりを求める方に最適です(ただし白髪の量、髪の長さ、染める時間、回数によって染まり具合が異なります。)。またヘナが持つトリートメント効果で髪にハリ・コシ・艶を与えてくれます。製品は、現地スタッフが素材の選定から製造管理をし、日本で配合・充填・検品を行い梱包されます。ジアミン等の化学成分は入っていない植物100%のヘナ染毛料なので安心して使用することができます。
(3.6) ※本記事更新時点のAmazonでの情報
色 | 黒 |
原材料・成分 | ナンバンアイ葉(木藍)、ヘンナ(ヘナ)、アンマロク果実(アムラ)、アカシアコンシナ果実(シカカイ)、タカサブロウ葉(バアリンラジ)、セイタカミロバラン果実(バヘダ)、アセンヤクノキガム(カッチャ)、ブッソウゲ花(ハイビスカス)、カンゾウ根(リコリス) |
原産国 | インド |
内容量 | 100g |
セット | ヘアゴム付(カラーはおまかせ) |
さいごに
ヘナは、100%天然植物なので化学成分が一切入っていません。そのため安全安心して使用することができますが、必ずパッチテストを行ってから使用することをお薦めします。また植物アレルギーのある方は、専門の美容室などで相談するなど慎重に使用してください。